2014年7月29日火曜日

7月29日 生育調査!

7月29日おかわり農園にて生育調査を行ってきました!

土は水抜きをしてもまだ少しぬかるんでいました。

ここからもう少し乾燥させます(中干しといいます)!



















田んぼの様子を観察したあと、生育調査をしました。


生育調査とは・・・

稲の高さや茎の数を測り、どのくらいまで成長しているのか調査します!


まず、茎の数と稲の高さを測りました。

田んぼの手前の稲は

31本79.0センチ
34本81.0センチ

田んぼの中央の稲は

43本84.0センチ
46本82.5センチ

高さは場所によってあまり違いは見えませんでしたが、本数は真ん中のほうが10本近く多かったです。

日当たりによって本数が変わったのではないかと思います(^O^)!


















次にアイソトープセンターの野川さんに送る稲を選びました。

田んぼの手前の稲と中央の稲と奥の稲の3本を送ります(^-^)♥








































稲は深く根を張っていて抜くのが大変でした(>_<)

次回は8月1日に雑草を抜きます!!お楽しみに(*゚▽゚*)

2014年7月25日金曜日

7月8日 天栄村視察!!

7月8日に三年生と新ゼミ生で天栄村を視察してきました。


最初に天栄村の役場に行きました!
そこでは天栄村の現状や安全・安心を届けるための活動を学び、さらに天栄米のブランド化への取り組みを勉強しましたーー(^_^.)

村の農業の現状は、農家の兼業化が進行し、米を主体とした農業経営がほとんどだそうです。また、米の生産では震災後、コシヒカリを主に作付けされ関東から一番近いコシヒカリの良質米生産地で商系業者が多く、JAの集荷率の低い地域では、ブランド化が難しいそうです。

天栄村のきゅうり生産量は全国シェアの5%だそうです。←すごいですね!!(福島のきゅうり生産量は全国シェアの10%です。)

こちらがお話を聞いている様子です!
















天栄村はブランド化を実現するため天栄米栽培研究会を立ち上げ有機無農薬の取り組み、紙マルチ田植機の導入などによりいくつもの問題を改善してきました。


 実際、天栄米はブランド化し、全国食味コンクールで6年連続金賞を受賞しました。

















そんな天栄米のブランド化への取り組みのお話を受けて、私達が今後パッケージングや商品開発をする上で、参考にさせていただくところ、考えていかなくてはいけない課題点を発見することが出来ました!!

これは天栄村がすべて自分で作ったお米の袋です。












































賞状が書いてあるほう(一番したの写真)が金賞受賞したお米しか入っていない限定のものです。裏にはお米の美味しい炊き方が書いてありパッケージングの勉強になりましたーー!!


次に天栄村の岡部さんと馬場さんの田んぼを見学してきました。
岡部さんの田んぼは、有機農法で栽培しております。

















馬場さんの田んぼは、特別栽培農法で栽培しております。
















この二つの田んぼを比べると稲の成長具合や雑草の数で違いが分かりますねーーー!

最後に福島一大きい直売所である「はたけんぼ」に行ってきましたーー!!
中には、たくさんの福島県産の生野菜から加工品が並べられてました。


















そこには、各野菜ごとに安全性への説明が明確に記されていました。


私たちも販売の際は、その商品の安全性が明確に説明できるようなチラシを作成したいと考えています!!












2014年7月15日火曜日

お米の安全性について



私たちがおかわり農園で作っているお米がどのような検査をされるのか、
そして震災から今まで、お米はどのような検査を経てお店で販売されているのか調べてみました!

24年度に作られたお米への対応


① 帰還困難区域・居住制限区域・避難指示解除準備区域、そして23年度に作られたお米で500Bq(ベクレル)/kgの値が見られた地域では、作付制限されています。

作付制限とは…放射性セシウム濃度が基準値を超えない米が生産できることが検証されてない地域でお米を作ることを制限することです。
(避難指示解除準備区域など、今後1,2年程度で作付再開を目指す地域では、実証栽培を実施します。)

② 23年度に作られたお米で100Bq(ベクレル)/kg越の値が見られた地域では、全量管理・全袋検査がされています。

全量管理・全袋検査とは…出荷する農産物全てを対象として、放射線の量などを検査すること。

その他の地域では抽出検査を行いました。

抽出検査とは…一部の地域だけ検査をすること

③ さらに福島県では、県独自の上乗せ検査として、福島県全体で全袋検査を実施しました(作付制限区域を除く)

このように、24年度で作られたお米、約1千万点が検査されました。
私たちおかわり農園でも行っている「カリ肥料を撒く」などの吸収抑制対策に取り組んだことにより、基準値を超えたのはわずか84点(割合で言うと0.0008%)でした。
基準値を超えたお米は出荷されず、市場には流通されませんでした。


25年度に作られたお米への対応


25年度に作られたお米も作付制限・吸収抑制対策及び収穫後の検査を組み合わせて安全確保を図りました。

① 25年度から作付を再開する地域や24年度に作られたお米で100Bq(ベクレル)/kgを超える放射性セシウムが検出された地域では、圃場ごとに吸収抑制対策を徹底した上で、全量管理・全袋管理を実施します。

② 24年度に作られたお米で50Bq(ベクレル)/kgを超える放射性セシウムが検出された地域などでは、農家ごとに吸収抑制対策を徹底して全戸検査を実施します。

③ 上記以外の地域では、必要に応じて吸収抑制対策を行い、地域単位で検出検査を実施します。

また、福島県では、25年度作られたお米についても福島県全体で全袋検査が実施されます。

このように前年度の反省を踏まえて、より安全なお米が生産・出荷されています。

ちなみにお米は一般食品に分類されるので、基準値は100Bq/kgです。

食品群 基準値 (単位:ベクレル/kg)
一般食品 100
乳児用食品 50
牛乳 50
飲料水 10


検査を受けたお米にはスーパーなどで、このようなシールが貼られます!






























是非、お店でチェックしてみてください(*^_^*)!


参考URL
消費者庁
「食品と放射能Q&A」

2014年7月12日土曜日

国際交流をしてきました(^O^)!



712()、福島大学の中にある福島未来支援センターにベラルーシからの3人の留学生がやってきました!
 
今回は、1986年にベラルーシで起きたチェルノブイリ原子力発電事故・福島の原発事故についてとベラルーシ・日本の違いなどを話します。
ベラルーシの美女3人を目の前にドキドキしながらお話しました(*^^*)
 
 
 










ベラルーシでは原発事故から28年経ちますが、もう28年ではなく、まだ28年という気持ちを持っています。いつまでも原発を忘れず、自分たちが住んでいるところが安全かどうか正しい知識を持って暮らしています。日本は住んでいるところによって福島への認識が大きく違う、少し探せば情報はいっぱいあるのに現状を知らない人が多いとおっしゃっていました。
震災からもう3年ではなく、まだ3年。課題はたくさんありますが、風評被害に負けずに努力している人も多くいます。原子力発電事故が起こったということだけでなく、その後の対応・そこに住んでいる人の気持ち・活動を多くの人に知ってもらい、イメージで語らず正しい知識を持って本当の福島を知ってもらえるように、私たちも多くのことを知り、発信しなくてはいけないと思いました。
 
最後にみんなで「知床旅情」という曲を歌いました。北海道の曲で、一番距離的に近いからという理由で選んだみたいです。ナイスチョイスです(o)
 










 
 
他にも将来の話や趣味の話などいろいろお喋りして仲良くなれました!
いつかベラルーシに遊びに行きたいです!今日はみなさんありがとうございました(*^^*)
 



 
 

2014年7月7日月曜日

7月5、6日 地域活性化ワークショップ@中島村

先週に引き続き、中島村にて1泊2日でワークショップを行ってきましたヽ(^。^)ノ

先週予告した通り、今週は『地域活性化ワークショップ』を行いました。

『地域活性化ワークショップ』とは…
①集落点検ワークショップから見えてきたこと、例えば、大切なこと、残していきたいこと、改善すべきことや実践してみたいことなどについて意見を出し合う。
②出た意見を通して、感じたことや思ったことをポストイットに書き出していく。
(例:自然、文化、歴史、人などに分類分けする)
③書き出したものを紙に貼り出し、それぞれが気になったポストイットにシールを貼る。シールは学生、住民の方、行政の方で色分けをする。

そうすることで、より多く注目を集めている点はどんなことかということや、立場の違いや地域の内と外によって、注目する点がどのように異なるかを見ることが出来ます。
④以上のことを踏まえて、地域の将来像や、スローガン=目標を皆で考えていく。















こちらは1日目の岡ノ内での話し合いの様子です。



今回は1日目に全員で岡ノ内、2日目に2班に分かれて滑津原、原山でのワークショップを行いました。

















ポストイットに書いて紙に貼っています。
皆さんたくさんの意見を出してくれています\(^o^)/

















村の方々に信神を見せていただいている様子です。

信神とは村で古くから行われていて、神を崇めるために数人の女性が輪になって数珠を回す行為のことをいいます。




2週目ということで、1週目に比べて地域の方々もそれぞれの地区ごとに、目標とする将来像が1つにまとまってきて、村をより良くしたいという一体感が感じられました。


地区ごとにまとめたものを、9月に中島村で行われる報告会に向けて、これから私たちで完成に近づけていきます!(^○^)

ワークショップや懇親会の中で、地域の方から村の現状や今後どうしていきたいかなどの村に対するいろいろな想いを聞くことができたので、そういったこともまとめる上で取り入れていきます。


今回のワークショップは、良い点や問題点を探し、大勢の人と議論し、意見をまとめていくという作業で、とても良い経験になりました\(^o^)/

こういった作業は今後、多様な場面で生きていくように感じました。
とても充実したワークショップでした。

2014年7月4日金曜日

ここふくマルシェ出店者決定!!


7月20日に開催されるここふくマルシェの出店者が決まりました(^O^)
以下の通りになります!


<農業生産者>~販売品~
Hitomi 倶楽部玉葱・人参・米・納豆・豆腐・醤油<石川町>
やさい工房 オーガニック班きのこ・きゅうり・プラム・卵・花・味噌
FMD委員会 ABE果樹園チームネクタリン・ドライフルーツ(りんご・桃)
FMD委員会 佐藤農園チームトマト
福島大学ふくしま食と農の情報発信プロジェクトチームパネル展示・動画放映
やさいのラボトマト・なすなど・ジャム(桑の実)
福島県有機農業ネットワークミニトマト・きゅうりの一本漬け<二本松市>
オーガニックふくしま安達きゅうり・なすなど・乾麺・ななくさビーヤ
二本松有機農業研究会トマト・玉葱など・人参ジュース
石川地方農業振興協議会
MOA 自然農法文化事業団玉葱・じゃがいもなど 桃・プラムなど小麦粉
あいかわ百姓市野菜5~10品目・乾麺・納豆

<加工品販売業>
地産地消ふくしまネットDVD上映・スムージー・ラッシー
すずめの未来市書籍・ふくわがしセット(福島県)
FMD委員会 渋谷レックスチーム菓子類
日本エゴマの会・ふくしまエゴマ実・エゴマ油<福島県>ピタサンド
ふくしま農家の夢ワイン株式会社りんごシードル・ビーヤ(麦ホップ)二本松市
たなつもの屋エゴマ油<福島県>
コットンプロジェクト福島オーガニックコットン製品
The Peopleオーガニックコットン製品
石川地方農業振興協議会ビーフシチュー
葛力創造舎漬物・もち


<飲食店>
たなつものSHOKUDO
笑夢
サイトウ洋食店
珈琲 あぐり
和肴 ごとく
Osteria delle Gioie
たすいち
BISUTORO SUZUKI
regaletto

今回のマルシェは、有機農家の方々が多くまたこれまでマルシェに出店いただいた店舗も出ます。
私達もおかわり農園として出店します!(当日の活動内容は先日の記事にて!!)

一回目から30以上の店舗が出店いただき福島をもっと元気に明るくしたいという気持ちがとても伝わってきます(^O^)
採れたて野菜から加工品まで福島県産品の魅力がつまったものばかりです!!
ぜひぜひ、ここふくマルシェに参加ください!


こちらがここふくマルシェのチラシになります!




それでは、7月20日お待ちしております(^O^)